WBC優勝記念-Aセット
白3本/赤3本


 
 
 


HILL FAMILY
2021 “Stewart Ranch” Albariño
ヒル・ファミリー
ヒルファミリー アルバリーニョ 2021

 

カーネロスにあるスチュワートランチはナパ南部の河口付近にあり、常に冷涼で風が吹いています。2021年は35度を超える暑い日が何度かあり、冬には例年の30%程の降水量しかありませんでした。4月10日に芽吹き、5月18日に開花、8月2日には熟し始めました。8月31日になるとbrix(糖度)が 21.1になったので涼しい早朝に収穫しました。 全房のまま圧搾しステンレスタンクでVL3の イーストを使って発酵させました。3週間の発酵を終わった後は1ヶ月澱につけたままタンクに 置き、清澄後に瓶詰しました。アルバリーニョはカリフォルニアでは珍しい品種ですがキリッとした酸味、ほのかな花の香りはタパスや新鮮な魚介料理にぴったりです。
ワインメーカー アリソン・ドーランのコメント:2021アルバリーニョはライムの花や葉の香りにスイトピーやカモミールの花の香りもあります。 口に含むと明るく引き締まったライムの香りが広がり滑らかな味わいはフィニッシュまで続きます。 エビ、カニ、カキ、タパスなどに特にぴったりです。
テクニカルデータ:
生産量:515ケース
ブレンド比率:98%アルバリーニョ、2%マスカットカネり
ブドウ畑:98%スチュワートランチ、2%ワトソン
アペラシオン:100%ナパヴァレー
醸造:ステンレスタンク
アルコール度:12.4 %
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HILL FAMILY
2020 “Tiara” Sauvignon Blanc
ヒル・ファミリー
2020 ティアラ ソーヴィニョンブラン 

 
2020は猛暑の日が何日かあり、降水量の少ない冬でしたが全体的には非常に良い。生育期だったと言えます。8月16日には熱波と海岸からの風の影響で大きな火災が発生しました。温暖化の影響でソーヴィニョンブランの完熟は10日ほど前倒しとなり、それに合わせて収穫しました。スチュワートランチでは8月17日に収穫し、ウインディフラッツでは8月22日に収穫しました。スチュワートランチのブドウはステンレスタンクで冷温発酵させました。ウインディフラッツのものは涼しい部屋に置かれた樽で発酵させました。初期の段階からこれらのワインが素晴らしいソーヴィニョンブランになるのは明らかでしたので極力余分な手を入れないようにしました。2月初旬にブレンドして樽に戻し、3月の後半に瓶詰しました。
テイスティングノート ワインメーカー/アリソン・ドーラン:2020ティアラは完熟リンゴ、バター印象がまず感じられます。次にパイナップル、新鮮なイチジク、ジャスミン、アイリスの花の香りが加わります。 口に含むとピーチ、パイナップル、バニラを核となす完熟果実の味わいが滑らかに広がります。フィニッシュになるとココナッツとパイナップルの印象が加わって長く続きます。
テクニカルデータ:
生産量:250ケース
 使用品種:94%  ソーヴィニョンブラ
ブドウ畑:ウィンディー・フラッツ 、スチュワートランチ、ワトソン         
アペラシオン:ナパヴァレー
アルコール度:14.3%
pH:3.32
瓶詰:2021年3月24日
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2020 “Carly’s Cuvee” Chardonnay
2020 カーリーズ キュヴェ シャルドネ

 

2020 カーリーズ キュヴェ シャルドネは選抜された畑(ワトソンとクラーク)とセントヘレナ地区のジンファンデルレーンあたりの石ころだらけの地区にある畑のシャルドネを使いました。一部にだけ乳酸発酵をしたことと樽熟成により、この 豊かで多層的なシャルドネは食事を美味しくするのみならずシャルドネとしての存在感もあって喜んでいただけると思います。カーリーはダグの娘の名前で現在はサンディエゴで栄養士をしながらファミリービジネスに協力してくれていることへの感謝の表現です。
ワインメーカー アリソン・ドーランのテイスティングコメント:
ヒル ファミリー カーリーズ シャルドネ 2020は桃、マンゴー、オレンジの花、 バタースコッチの香がします。口に含むと味わいは大きく広がりマーマレードやトーストの香りも加わります。フィニッシュになると樽の印象にレモンを落としたような印象が加わって長く続きます。
テクニカルデータ:
生産量:987ケース
使用品種:100%  シャルドネ
アペラシオン:73% ナパヴァレー、16% ナパカーネロス、 11% ソノマカーネ
高度:主として丘陵地
熟成:フレンチオーク樽で12ヶ月(新樽比率30%)     
アルコール度:14.4%
pH:3.57
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HILL FAMILY Barrel Blend 2019
ヒルファミリー バレル ブレンド 2019

 
バレル :ヒルファミリー・エステート バレルブレンドはサーファーでありワイン専門家でもあるカイル・ノックスの協力で生まれました。サーフィンとワインに共通する「バレル(樽や大波の輪)に入る」という言葉を用いました。カイルの指導のもと、ブドウはダグ・ヒルが管理する畑のものを使い、常に新しい波を待ち、その間にも素晴らしいワインを楽しみたいかもしれないサーファーに向かって作られています。
ヴィンテージ:2019ヒルファミリー・エステート バレルブレンドは目まぐるしい変化のある年でしたが出来上がったワインはバランスの取れたものになりました。メルローはbrixがまだ低い数字でも完熟しました。 重量感のためにはいつものようにシラー、プチシラー、ジンファンデルを品性にはカベルネソーヴィニョンを、エレガンスにはピノノアールを加えました。ブレンドが早めに馴染んだのでリリース直後と瓶熟してからの両方で楽しめます。
アリソン・ドーランのテイスティングコメント:2019ヒルファミリー・エステート バレルブランドはブラックチェリー、ボイズンベリー、ラズベリー、プラム、リコリス、チョコレートの香りをスパイシーなバニラ香がある樽が支えています。口に含むとワインは重層的で若々しく、完熟したボイズンベリーを核としたフルーツがワインを形つくっています。
テクニカルデータ
生産量:4025ケース
ブレンド比率:41%メルロー、12%マルベック、11%カベルネソーヴィニョン、9%プチシラー、8%ジンファンデル、2%ピノノワール、 2%ドルチェット、2%ヴィオニエ
樽構成:13%新樽(9%フレンチ、 4%アメリカン、)で10ヶ月樽
アルコール度:14.8 %
pH:3.72
酒石酸:5.7
瓶詰:2020年8月27日、リリース2022年春
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Snowden Cabernet Franc “Melchior Kemper Vineyard” 2013
スノーデン カベルネフラン
メルチオ・ケンパー・ヴィニヤード 2013

 
ブラザーズ・ヴィニヤードから見える標高 245 メートルの1エーカーの区画に育つカベルネフランは長い間、我々のリザーブ・カベルネソーヴィニョンの重要なブレンド種でした。カベルネフランは愛らしい気品ある香りをグラスにもたらしてくれます。畑指定のカベルネソーヴィニョンの誕生で、この素晴らしいワインが独自のワインとして生まれました。メルローが少しブレンドされわずか3つの樽しかできませんでしたが、この畑は 1881 年にリーバイ・フィランダー・デイビスから 2350 ドルの金貨を払って手に入れたメルチオ・ケンパーに因んで名付けられています。
テイスティングコメント:スノーデン  カベルネフラン  メルチオ・7ケンパー 2013 はラベンダー、ラズベリー、リコリス、サワーチェリー、すみれの花の香りがはっきりと感じられます。口に含むと赤いフルーツやわずかな鉛筆の芯の印象が加わるカベルネフランらしさは細かく滑らかなタンニンに包まれ、華やかな明るさをキリッと引き締めています。
テクニカルデータ: カベルネフラン 98%メルロー 2%
アルコール度:14.5% 生産量:61 ケース
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Snowden Cabernet Sauvignon
the Ranch 2014
スノーデン  カベルネソーヴィニョン
ザ・ランチ 2014

 
葡萄畑:スノーデンはシルバラード・トレイルの東側にあり、ラザフォード・ヒル・ロードとタプリンロードの間にあります。畑の大きさは約 800mX1km で、所有地の西側の小さなスプリングヴァレーから丘を越えて東側にあるコンヴァレーへと続いています。畑の色々な場所からはセントヘレナ、ラザフォード、オークビル、ヨーントビル、ナパが見えますし、天気が良い日にはサンフランシスコ ベイエリア全体を見渡すことができます。畑の高度は 138mから 260mです。栽培面積は 9.7 ヘクタールで、畑は所有地内の4つの異なった場所にあります。ほとんどのブドウはスプリングヴァレーとコンヴァレーに挟まれた我々の所有地の中でも「最高の場所」で栽培されています。
スノーデン・ヴィニヤード:スノーデン・ランチはナパヴァレーの東側にあるヴァカ山脈の西向きの低斜面に1マイルにわたって広がります。  最初にブドウが植えられたのは1878 年にさかのぼるこの歴史的な場所はかつて60エーカーのブドウ畑が広がり、たった3つの家族により所有されていました。うっそうと樹木がしげり、大木の幹の合間から今でも斜面にあるブドウ畑の畝や果樹園を見る事ができます。(ルー・ジーグラー博士「スノーデン・ランチの歴史」より抜粋)
品質的にみれば、スノーデンは目覚ましい巨人であるが、多くのナパのエステートと同様に生産量が限られている。これらのキュヴェはオーベルジュ・ソレイユを登った23エーカーの美しい斜面の畑のスローンやホールの畑に隣接するナパの最も選ばれた場所から生産されている。(「ワインアドヴォケート」ロバートパーカーより)
ワインメーカーのコメント:我々の外交官役のワインです。ザ・ランチは親しみやすく、豊かな薫りがあり、テロワールを表現しながらもリーズナブルな価格のナパヴァレーのカベルネソーヴィニョンです。全てのブドウは我々の畑から収穫され、カベルネソーヴィニョンの特徴にメルローのジューシーさ、カベルネフランの骨格やエレガンス、そして少量でもしっかり影響を与えるプチヴェルドの芳香、スパイス、色合い、フィネスが交りあっています。
テイスティングコメント:スノーデン  カベルネソーヴィニョン  ザ・ランチ 2014 は過去のヴィンテージから比べると少し内気な感じで、鉛筆の芯、鋼鉄、赤い果実、マジパン、ブラックチェリー潰した黒胡椒が感じられます。赤い果実とアニスの香りがしっかりしたタンニンと明るい酸味に溶け込みます。2014 ランチはすぐに楽しめますし、今後 10 年は美味しく熟成します。
ブレンド比率: 
カベルネソーヴィニョン75.0%
メルロー18.0%
カベルネフラン4.0%
プチベルド2.0%
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